ゆり

ゆり

22cm×18cm

この器の形は下部が小さくすぼまり、上へいくほど広がって、口のところでまたキュッと小さく絞られる。その流れるような形が、そこに描かれた葉と花の模様とうまくマッチしている。つまり、葉の部分は細く凝縮され、そのコントラストとして、花が開いている光景が、器の膨らんだ部分に描かれる。まさに花は開き、器の形も、やはり「花開いて」いる。全体の形態と部分の図柄が、見事に調和した世界がある。

美術評論家布施英利

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